BL作家インタビュー

ねこ田米蔵先生
  1. 前編から読む

――BL小説のイラストのお仕事もされていますよね。
ねこ田はい。でもあまり数はやっていないほうだと思います。崎谷はるひ先生の作品は個人的にとても好きなこともあって、イラストのお仕事をさせていただいているんですが。
――BL小説はあまり読まれない?
ねこ田特定のものしか読んでいませんね。最近だとかわい有美子先生の「疵 スキャンダル」に大ハマリしました。CDまで追っかけました(笑)。
文章そのままでなく多面的にキャラを描くように
――イラストを入れる場面は編集者さんから指定されているのですか?
ねこ田そうです。一度、指定された場面をラフに起こすと、どの場面にもキャラが飼っている犬が出てきてしまうことがあって、そのときはこちらの場面のほうが…と違う場面をおすすめしたことがありますが、基本的には担当さんから指定をいただいた場面のイラストを描いています。

© ねこ田米蔵

――ではBL小説の表紙イラストを描くときに意識していることはありますか?
ねこ田作中でキーワードになっているものだとか、作品から受ける印象を表現しやすい小物などはなるべく表紙に描くようにしています。小説を最後まで読んだ人が表紙を見直したときに、こういうことだったのかって思ってもらえるものにしたいと思っています。
――構図にもこだわります?
ねこ田いえ、あまりこだわっては描きませんね。表紙に入れるべき要素を考えていくとあまり凝った構図にしにくいんですよ。それに、自分が読者の立場から考えたときに、私だったらあまり凝った構図の表紙って手に取らないなと思って。自分は男同士の何かしらのお話が読みたくてBL小説を求めているので、変にデザインチックに凝っているものよりも、男ふたりがくっついてくれてる表紙のほうが手に取りやすいというか(笑)。ただ、私は目線を外したイラストを描きたいほうなんですが、そこはカメラ目線で、というリクエストを編集さんからいただくことが多いです。イラストを描くときに特に制約を設けられることはないんですが、カメラ目線だけは求められますね。なので、ひとりはカメラ目線で描いて、ひとりは外して描くことが多いです。あとはわりと描きたいように描かせてもらっていますね。


はじめてご利用の方へサイトマップ会社情報特定商取引に基づく表示