BL作家インタビュー

麻生玲子先生
新作『二番目の男』がもうじき配信開始となる麻生玲子先生。そこで、気になるこの新作に関して、作品着想のきっかけやキャラについてなどなど、あれこれおうかがいしたほか、先生ご自身のことについても直撃しました♪
──新作「二番目の男」はどんなことから着想したのですか?
麻生 自分の恋愛嗜好を他人に言えず、ひとりで生きていくと決めていた人が恋愛で一生懸命になる話を書きたかったんですよね。
──最初に自分のセクシャリティを隠して暮らしている大平というキャラクターが生まれたのですか?
麻生 そうです。

『二番目の男』より
(著:麻生玲子 イラスト:桃山恵)

──大平のような人物を中心に据えて書こうと思ったきっかけはあるのですか?
麻生 自分のセクシャリティを公言できず、誰とも繋がることができないかもしれないと覚悟や不安を抱えている人は多いと思うんです。以前からそういうキャラクターを書くことはあったのですが、今回もまたそういった人物を書いてみたいな、と思ったからです。逆切れ気味に好きだった相手と関係を持ち、それによって今までの自分と決別するところから物語が始まるのですが、決別後、彼がどうやって生きていくのか、成長していくのかを書きたかったんです。

『二番目の男』より
(著:麻生玲子 イラスト:桃山恵)
恋愛でどれだけ強くなれるのか
──大平を取り巻くほかのキャラクターはどのように配置していったのでしょうか?
麻生 私、あまりそういったことを考えないんです(笑)。この作品に限らず、自然発生的にキャラクターが生まれてくるというか、テクニカルに配置することはまずないですね。
──では、キャラクターの造形に関わらず、この作品がこれまで書かれた作品と違っていた点はありますか?
麻生 特に明確な違いというのはないように思います。ただ、いつも作品を通して書きたいと思っているのは、恋愛でどれだけ強くなれるのかとか、どこが成長していくのかとか、そういう部分なんですが、今回この作品を書いてみて、これまでの作品と比べても、心情を結構丁寧に書けたような気がしています。この作品を書いていた2011年はいろいろありましたから、優しい作品を書きたいという気持ちが自分の中にあって、それが形になったような気がしますね。



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