BL作家インタビュー

凛紫水先生
  1. 前編から読む

Q.1初めて目にしたBL的作品はなんでしたか? その作品と出会ったときの感想も教えてください。
竹宮惠子先生の『風と木の詩』だったと思います。そりゃあもう衝撃でした。噂には聞いていたけれど、ここまでガッツリと同性愛、少年愛が描かれているとは……。最後まで読んだ後、セルジュはあと数年したら普通に結婚して家庭を持って、ジルベールのことは“若気の至り”か“いい思い出”にしちゃうんだろうなと思ったら妙に哀しくて、でもそれが現実なんだよなあとしみじみしたのを覚えています。
Q.2ご自分でBLを書かれるようになったきっかけは何ですか? 初めて書いたBL作品の内容、キャラクターについても教えてください。
まず、勤めていた会社を辞めてフリーランスになったので、自由に使える時間が増えたという物理的なきっかけがありました。あとは、当時は俺様な攻めと健気な受けのカップルが大好きで、好きが高じて自分でも書いてしまった、という感じです。なので初めてのBL作品は、当時の萌えが詰め込まれたものになりました。俺様で超美形で傲岸不遜で独占欲が強くて短気で自己中な攻め。そして、そんな攻めの濃すぎる愛に翻弄される健気な可愛い受け。そんな二人がすれ違ったり喧嘩したりしながら、徐々に愛を深めてゆくという王道学園ラブストーリーです。
Q.3もともと小説家になりたいというお気持ちがあったのでしょうか。また、デビューまでの経緯も教えてください。
小説家というよりもっと漠然と、文章を書く仕事がしたいと思っていました。デビューのきっかけは、ウェブサイトで公開していた作品に編集者の方が目を留めてくださって、商業誌化の誘いを受けたことです。

『囚われの神子と優しい獣』より
(著:凛紫水 イラスト:さおとめあげは)
Q.4何をしているときにお話を思い浮かぶことが多いですか?
わんことの散歩中が多いです。身体を動かすと、脳細胞も活性化されるのでしょうか。でもうちのわんこは敏いので、私が歩きながら妄想に没頭しているとぴたっと立ち止まって、「ボクとのお散歩中に違うこと考えないで!」みたいな目で見上げてきます。可愛くて悶えます(笑)。
Q.5Hシーン、出会いのシーン、食事シーンなどなど、どんなシーンを描くときが一番好きですか?
出会いのシーンが好きです。お互いを意識するようになったきっかけから、徐々に惹かれ合う過程は、書いていてテンションが上がります。この段階って、各キャラが自問したり悩んだり困惑したりすることが多いと思うのですが、そういったこまごました感情の揺れを書くのがどうやら好きなようです。


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